🙄【良性発作性頭位めまい症と上手に付き合う:加齢・更年期を知り、支えあう看護のカタチ】💊

今日は病気についての投稿です💦

突然ですが、「めまい」を経験したことはありますか?

実は私自身、昨年より良性発作性頭位めまい症(BPPV:Benign Paroxysmal Positional Vertigo)と診断され、通院しながら症状と向き合ってきました。医療従事者であっても、いざ自身が体験するとそのつらさがより身に染みるものですね。


◆良性発作性頭位めまい症とは?

この疾患は、耳の奥にある三半規管の中に、剥がれ落ちた耳石が入り込み、頭の位置を変えた際にめまいを引き起こすものです。突然、天井がグルグルと回って見える感覚に襲われ、吐き気や気分不良を伴うこともあります。見た目には健康そうでも、本人にとっては強烈な不快感と不安があるものです。


◆診断と治療について

診察では、専用の赤外線ゴーグルを装着し、頭位を変えて眼振(目の揺れ)を観察する「頭位眼振検査」が行われます。まさにめまいを”意図的に起こす”検査なので、心の準備がないと、つい…(私も必死で堪えたつもりが、どうやら暴れていたようで注意されてしまいました…)。

治療にはエプリー法という、耳石を正しい位置に戻すための頭位操作法が用いられます。比較的即効性がありますが、個人差もあり、数日〜数週間かかる場合もあります。


◆更年期・加齢とめまい

更年期世代に差し掛かると、女性ホルモンの減少によって自律神経のバランスが乱れやすくなり、めまい、頭痛、イライラ、不眠などの不調が現れることがあります。加齢による身体の変化と重なることで、回復にも時間がかかりやすくなるのです。

日々の仕事や家事、親の介護、育児と重なり、心身のバランスを保つことが難しい時期でもあります。そんな時、「自分の体調を知る・向き合う・受け入れる」ことがとても大切です。


◆訪問看護・ケアの現場でも活かせる視点

訪問看護では、利用者さんだけでなく、そのご家族や介護を担う世代(多くは50〜60代)への支援も重要です。

「このくらい大丈夫」と無理をしてしまいがちな世代こそ、健康の揺らぎや不調を感じるときに、少しの気づきや声かけが力になります。めまいに限らず、日々の不調を”加齢”で片付けず、医療職として専門的に評価し、必要な医療機関への受診や生活上のアドバイスを行うことが、地域の健康を支える一歩になります。


◆さいごに

寒さが増し、体調も不安定になりがちな季節。私たちスタッフも、自身の健康を整えることがまずは大前提。働く看護師・介護士・リハビリスタッフの健康管理も大切にしながら、利用者さんとそのご家族の安心を支えるチームでありたいと考えています。

この冬も、心と身体の声を聞きながら、笑顔で過ごせますように。

投稿者:nakase