🧑🏻🎓日本在宅ケア学会学術集会🙆🏻
第30回 日本在宅ケア学会学術集会にて、当センターから2演題を発表しました!
開催日:2025年9月13日(土)〜14日(日)
会場:千里ライフサイエンスセンター(大阪府豊中市)
2025年9月に開催された「第30回 日本在宅ケア学会学術集会」にて、
ケアクリ看護センターからポスター発表を2演題出させていただきました。
今回の学会テーマは、
「サイエンスとひとが創り出す在宅ケア」。
データサイエンスの進展とともに、温かい心で人に寄り添う“人間力”との融合が、
これからの在宅ケアに求められているという大会長のメッセージに深く共感いたしました。
🔍 当センターからの発表演題
- 「訪問看護ステーションにおける看護師によるリハビリテーションの実践」
- 「訪問看護師がリハビリテーションの視点をもつことで得られた意識の変化」
どちらの発表も、「訪問看護におけるリハビリ」というテーマを軸に、
理学療法士・看護師それぞれの立場からの取り組みや気づきを発信しました。
🏡 リハビリテーションとは?
「リハビリテーション」というと、多くの方が“運動やトレーニング”を思い浮かべるかもしれません。
でも本来、リハビリテーションとは「その人らしい生活を再構築すること」を意味します。
病気や障がいによって制限された機能だけでなく、
心理的・社会的な側面にも寄り添いながら、生活そのものを支えるケアです。
💡 リハビリ看護とは?
リハビリ看護とは、
“日常生活の中で看護師がリハビリ的視点を持って関わること”です。
たとえば──
- トイレ動作を自立できるように支援する
- 食事の姿勢や嚥下のタイミングに配慮する
- ベッド上での体位変換や起き上がりを促す
など、療養生活のすべての場面が「リハビリの機会」になります。
看護師だからこそできるアプローチで、
“最期までその人らしく過ごす”ための力になれると、私たちは考えています
🌱 “リハビリ=運動”だけじゃない
私たちは今回の学会発表を通じて、あらためて
リハビリテーションとは“その人らしく生きることを支えるケア”である
という本質に向き合うことができました。
日々の暮らしのなかで、
- 栄養
- 環境
- 心の状態
- 疼痛のコントロール
など、どれもがリハビリテーションの一環です。
日々の暮らしのなかで、リハビリは心地よく、意味ある毎日を支える大切な役割を果たしています。
当センターとしては「終末期のケア」においても、
“希望を支えるケア”としてのリハビリ視点は欠かせません。
🤝 学会での学びを地域へ、現場へ
全国の訪問看護ステーションによるさまざまな取り組みは、
私たちにとって大きな刺激と学びとなりました。
他事業所の実践を通じて見えたのは、
「まだまだできることがある」「もっと良くできる」という可能性。
ケアクリ看護センターでは、
学会での学びをしっかりと振り返り、チーム全体で共有し、
ケアの質の向上と、より多くのご利用者さまの生活支援につなげてまいります。
🌟 発表内容にご興味ご関心のあるかたは、問い合わせホームからご連絡ください!
お気軽にどうぞ!!!
投稿者:nakase



