🥐敬老の日に考える「加齢と栄養」🍙
■ 加齢と食生活の課題
高齢になると、どうしても「食べること」にさまざまな困りごとが出てきます。
- ガス調理が危なくて台所に立つのが不安
- 物忘れが進み、調理が難しい
- 足腰が弱って、しょっちゅう買い物に行けない
- 歯や歯茎の問題で今まで食べていたものが食べれなくなる
- 血糖値や血圧が気になるが、何を食べていいのかわかならくなってしまう
その結果、食事が簡単になりすぎたり、抜いてしまったりと、栄養不足や持病の悪化につながってしまうこともあります。
■ しっかり栄養をとる工夫
そんなときに役立つのが 配食弁当サービス や 冷凍弁当 です。
忙しい社会人や主婦、子育て中の方なども上手に取り入れて以前とは全く異なり進化しています!
高齢者向けのお弁当でも、最近では種類も豊富になり、利用される方がどんどん増えている印象です!
◎ 高齢者向け配食弁当の特徴
- 毎日決まった時間に届けてもらえる
- 配達員さんによる安否確認ができることもある
- 事業所によっては「ちょっとした買い物支援」や「薬の声かけ」など+αのサービスもあり安心
- 朝食セットなどの工夫があるところも!
◎ 冷凍弁当の進化
- 好きなメニューを選べるものがある
- 糖質制限・エネルギー調整・塩分控えめなど健康状態に合わせて注文可能
- 配達日や個数を選べるので「必要なときだけ」利用できる
- 電子レンジで温めるだけなので手間が少ない
■ 新しい選択肢「低糖質パンセット」
最近では、冷凍弁当だけでなく 長持ちするパンセット も登場しています。賞味期限も長く、まとめ買いができるようです。低糖質パンもありダイエットの方も利用しているようです!
実際に職員がお試しで取り寄せたところ、「とても柔らかく、美味しくて驚いた!」との声がありました。(早速、私も注文しました!)
朝食はパンと牛乳、バナナ、ヨーグルトと簡単なメニューが多いのですが、高齢の方や独居の方の小さな問題でもある「週に何度かパンを買いに行かないといけない」「ストックしておきたいけど期限が、、、」という問題は解決できそうです!
糖質を控えたい方やパンが好きな方にとって、新しい楽しみ方の一つになりそうです。
■ 大切なのは「おいしく食べ続けること」
栄養不足は、体力の低下や病気のリスクを高めます。
調理が難しくなっても、買い物に行けなくなったとしても、こうしたサービスや新しい食品をうまく取り入れながら、「おいしく食べ続けること」 が何より大切ですし、ご家族の心配も安心に変わります!
敬老の日をきっかけに、ご家族で「食事のこと」を話し合ってみませんか?
私たち訪問看護では、栄養士やケアマネジャーとも連携しながら、皆さまが 「おいしく」「安心して」食事をいただける“いつもの毎日” を支援していきたいと考えています。
投稿者:nakase
