訪問看護ステーションからのリハビリについて
💪「心地よい時間」を届ける、理学療法士のしごと
今日は、『在宅看護の現場で活躍する理学療法士(PT)』の役割についてご紹介します!
訪問看護というと「看護師さんが活躍する場所」と思われがちですが、
実はその中で、PTの存在もとても大きな意味を持っています。
🏠 訪問看護ステーションでのPTの役割って?
当センターには、現在3名の理学療法士が在籍しています。
- 週1回、緩和ケアリハビリを中心に長年続けているベテランPT
- 常勤で事業部長も務める経験豊富なPT
- 今年新たに加わった、頼れるベテランPT
それぞれの専門性や個性を活かしながら、ご自宅で療養される方へリハビリを提供しています。
👥 看護師と“がっつり”タッグで支えるケア
訪問看護ステーションからの理学療法士が行うリハビリは、制度上「最低3カ月に1度の看護師の評価」が求められますが、当センターは日々利用者さまと向き合う中で、小さな変化や思いをキャッチし、看護師と情報をしっかり共有。まさに職域を超えてONEチームとして、在宅生活を支えています。
🌈「卒業」も「最期」も、ともに寄りそう
リハビリにも目標を設定しますので当然「卒業」ということがあります。
でも、“最期まで自宅で過ごしたい”という方にとっては、
リハビリは“生きる力”を支える大事なケアの一つです。
がんや老衰、心不全など人生の終末を迎えようとされている方に対しても、看護師と協力しながら、ポジティブヘルスケアとしてリハビリを続ける。
歩く、起きる、語る、笑う──そんな当たり前を一緒に過ごす時間としてサービスを提供させていただいています。
☀️「気持ちよく過ごす」ためのリハビリ
看護師の訪問では、どうしても医療処置が必要な場面があります。
点滴、注射、カテーテル、褥瘡の処置…
利用者さまにとって「必要だけど、ちょっと緊張する訪問」になることもあります。
そんな中で、リハビリの時間は“ほっとできるひととき”。
身体を動かすことで血流がよくなり、気持ちも明るくなる。
「また来てくれるのが楽しみ!」
そんな声をいただくこともたくさんあります。
🧠 セラピストは「心と身体の案内人」
理学療法士が担うのは、運動指導だけではありません。
ご本人の目標を一緒に見つけ、
「どう生きていきたいか」「どんなふうに過ごしたいか」を引き出す存在。
その人の“らしさ”と“残された機能”を引き出す専門職として、
当センターのPTたちは、今日も笑顔で地域を回っています。
「訪問リハビリってどんなことするの?」
「病院のPTとは違うの?」
そんな疑問をお持ちの方にも、
“寄りそう力”を活かせる、温かいしごとであることが少しでも伝わればうれしいです。
ご家族やご本人の「こうしたい」に耳を傾け、
その人らしく、心地よく暮らす日々を支えていく。
そんな理学療法士の存在が、訪問看護の現場には欠かせません🌿
そして今後は理学療法士が地域で活躍できる場を拡大していけるように、当センターでも様々な取り組みにチャレンジしていきたいと思っています!!
今後もどうぞよろしくお願いします!!!
投稿者:nakase

