【訪問看護での工夫③】

～いつでもつながる安心を～　緊急対応のしくみ

ケアクリ看護センターでは、介護保険・医療保険どちらの制度においても「緊急対応契約」を締結された利用者さまに対し、24時間いつでもご相談いただける体制を整えています。

夜間・早朝・休日など、通常の訪問時間外でも「不安なときに看護師に相談できる」というのは、ご本人やご家族にとって大きな安心材料になります。

当センターでは、緊急電話を2名の看護師で対応しています。
万が一1番目の担当者が電話に出られない場合は、2番目の看護師が対応できるように体制を整えています！

利用者さまには「1番 → つながらなければ2番」へとお電話いただくようお伝えしており、できるだけ迅速にお話を伺えるよう工夫しています。

夜間は看護師が自宅に携帯電話を持ち帰り当番を行います。
もちろん、寝ている時間帯でも着信には気づけるよう設定していますが、

24時間対応は「緊張する」「ちゃんと起きられるか不安」という声もあるのですが、慣れてくるとちゃんと休息を取りつつ、対応できるようになる看護師も多いです。

当番の負担を減らすため、スタッフ同士で支え合う体制を構築中です。

訪問看護師にとって「24時間対応」は大きな責任を伴うものですが、
それでも私たちがこの体制を続けているのは――

「自宅で安心して過ごしたい」
「困ったときに頼れる場所でありたい」

という地域の方々の想いに応えるためです。

365日営業、24時間対応。
これは単なるスローガンではなく、“命と暮らしを支える仕事”としての誇りを持って、日々実践していることです。

ご自宅で療養されている方にとって、「急な体調変化」は本当に不安なものです。
「こんなとき、誰かにすぐ相談できたら…」
そんなときに“必ずつながる看護師”がいることが、
ご本人・ご家族にとってどれほど心強いことでしょうか。

これからも私たちは、より安心できる訪問看護を目指して、体制と仕組みを整え続けてまいります。
日々の努力の積み重ねが、利用者さまの安心と笑顔につながると信じて🌱

投稿者：nakase